★このページの初出 2020年2月22日
★このページの最終更新日 2020年2月22日
7.作者が伝えたかった主題
いよいよ『ベロ出しチョンマ』の管理人の考える主題をお伝えさせて頂こうと思います。
長文になるので、サイトの階層を分けてお伝えさせて頂きます。
【この章の要約】
人は生まれながらに優しさを持っている。そのため作者は敢えて長松や藤五郎の優しさの原因を明記しなかった。
長松は死の直前でも、無駄ともいえる優しさを発揮した。
生まれながらに優しさを持ち、それをどんな場面でも発揮できる人は、素晴らしい存在。
人は素晴らしい存在というのが、『ベロ出しチョンマ』の主題。
辛い現実を生きる読者も、本来は素晴らしい存在なのだと、作者は村人を通してエールを送っている。
第1章と最終文章は対になっており、現在→過去→現在という物語の構造で、人は昔から今もずっと素晴らしい存在だと伝えている。
村人が自分達の力で花和村を存続させた姿を描くことで、
「人には自ら自分を変える力がある」
という副主題も読者に伝えている。
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